こんにちは、宮崎県串間市で食べる甘酒、十穀米甘酒をお届けしている管理栄養士のりっぺです。甘酒はお正月やひな祭りなどでも振舞われますよね。甘酒はただ単に身体に良いというだけでなく縁起物としての意味もありました。お正月や初詣の神社で甘酒を飲む理由など気になったことはないでしょうか?そこで今回はお正月に甘酒を飲む理由や効果についてご紹介します。
奈良時代「日本書記」に作ったとされる酒は甘酒だといわれている
奈良時代に書かれた日本の歴史書『日本書紀』には、「天甜酒(あまのたむざけ)」という記述があります。コノハナサクヤ姫が田の稲を使って作ったとされている酒なのですが、これが甘酒だと言われています。この「天甜酒」は、新嘗祭で神様にお供えされたと記されており、甘酒は神社との関わりも深いようです。
甘酒がお正月に飲まれいた理由
正月に甘酒が飲まれていたのは、魔除けの意味が込められていたからです。昔から甘酒は身体に良いと言われていました。正月に身体に良いとされている甘酒を飲むことで、一年を無病息災に過ごすことができるとされていたのです。
甘酒が縁起物であった理由は「金運アップ」⁉
甘酒は大変栄養豊富なスーパーフードです。
甘酒はお米を発酵させて作られた酒粕(さけかす)や米麹を原料としています。この酒粕にはアミノ酸やブドウ糖、ビタミンB群が大変豊富に含まれています。
アミノ酸は人間の疲労回復に欠かせない栄養素です。また、ビタミンB群は細胞そのものを元気にさせる効果があるため、不老長寿や美白効果があるとされています。
他の食べ物とは比べ物にならないほど栄養素が高い甘酒は、大変身体に良い食べ物と考えられたところから、縁起物とされるようになったのです。「金運アップ」に甘酒がよいのは甘酒に新しい年の豊年・豊作や無病息災を祈る意味があるからです。
ちなみに甘酒は酒粕からよりも米麹から作った方が、より栄養価が高いと言われています。昔は米麹から作られた甘酒が主流でしたから、より栄養価の高い甘酒が飲まれていたことになります。
金運アップだけでなく「健康アップ」もある甘酒
甘酒には金運だけでなく健康運がアップするという嬉しい縁起物の効果もあります。
健康を害するのは厄や魔だと昔は考えられていました。白酒にはそんな厄や魔を祓う効果があるという話が中国から日本に伝わっています。この話が甘酒にも伝わるようになったので、健康運がアップするという効果があるのです。
また、「飲む点滴」と言いわれているほど栄養が豊富なので、本当に身体にとってはプラスになる要素が多いのです。
実際に健康的な体を作ることができる甘酒
ただ単に健康運がアップするだけではなく、実際に健康的な体を作ることができるのが甘酒です。疲れが取れない時はぜひ甘酒を飲んでみてください。翌朝は身体が軽く感じられたり、朝の目覚めが良くなるでしょう。また昔から便秘は万病のもとになると言われている便秘の改善も期待されています。
神様と繋がる食べものといわれてた甘酒は全体運もあげる
甘酒は全体的な運気が上がるという効果もあります。お米は命に直結し育む大切な食べものなので、神様と繋がる食べものと言われています。
最近ついていないな、と思ったら甘酒を飲むことをお勧めします。あなたの運気を下げている原因が浄化され、少しずつ運気が上昇し嬉しいことや楽しいことも増えてくる、という嬉しい効果も得ることがでる可能性があります。
何となくついていないなと思ったらぜひ甘酒を飲んでみてください。運気は体調にも大きく影響されます。甘酒を飲んで元気になることで、運気も上昇して嬉しいことが増えていくでしょう。
まとめ 日常的に取り入れると健康的な生活が送れる甘酒
甘酒は現在ではスーパーフードとして、多くの人達から求められています。特に女性の間では甘いものが食べたくなった時に甘酒を飲む方など、冬の寒い時期の冷え改善として、とても重宝されている飲み物です。
そんな甘酒は実は昔から身体に良い縁起のいい食べ物として愛されていたのです。そこには単なる伝説だけではなく、人間が活動する上でとても重要な栄養素であるブドウ糖や、豊富なビタミン群とミネラル、必須アミノ酸など、私達の身体にとても有効な成分がたくさん入っているんです。その為、エネルギー補給、免疫力の向上、腸内改善などにとても役立ってくれます。
甘酒は、ほとんどの場合年に数回飲む程度だとは思いますが、健康・美容・便秘改善のとても効果的です。是非甘酒を日常に取りれて健康的な生活を送って下さい。
甘酒でおすすめしているのが、十穀米が入った食べる甘酒十穀米甘酒です。
ドリンクタイプと違って、水を少なめにして作った濃厚な甘酒なのでヨーグルトに混ぜて食べたり、お湯や牛乳、豆乳などを注いで飲み物として召し上がったりいろんな使い方が出来るのが特徴です。
自然な食べもので体質改善したい方、頑固な便秘改善したい方など
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