こんにちは、管理栄養士のりっぺです。私の父は串間市の郵便局員でした、配達した時に教えてもらった大根の漬物を今でも作っています。簡単に作れて美味しい漬物レシピを本日はご紹介します。
40代からの健康法:大根の漬物 材料
40代からの健康法:大根の漬物 作り方
食べやすい大きさに切った大根を瓶に入れて、砂糖・塩・酢を入れます。
一日経ったら、食べられます!
お弁当に、ご飯のお供に、お茶うけに活躍してくれますよ。
大根の効果効能について
のりっぺ
大根の旬は11~2月。
大根の栄養素として、まず豊富なビタミンCがあげられます。
ただし、大根のビタミンCの分布は平均しておらず、中心部より表面の皮のほうが約2倍も多く含んでいます。ですので、なるべく皮はむかずにきれいに洗って皮ごと食べるのがオススメです。
また、見逃せないのが、葉の栄養でビタミンCも根の部分より多く含まれているほか、根には含まれていないビタミンAも、葉には多く含まれています。
・消化促進
大根おろしには、消化を助ける成分がたくさん含まれています。大根おろしの辛み成分には、殺菌作用が含まれており食中毒を防いでくれます。さらに、でんぷんを分解するジアスターゼ・タンパク質を分解するプロテアーゼ・脂質を分解するリパーゼという酵素が含まれており、三大栄養素の消化を助けることができます。
・免疫力アップ
大根は、体内に入り込んだ悪い菌を殺す白血球の働きを活性化し、免疫力を高める効果があります。さらに消炎鎮痛作用もあるので病気の予防だけでなく、風邪をひいてしまった時の病状を改善するためにも利用できます。また、のどが腫れて痛い時に食べると、のどを殺菌し痛みを改善してくれる効果があります。
・整腸作用
大根の豊富な食物繊維には整腸作用があります。
根に多く含まれる繊維質のリグニンや焼き魚の焦げに含まれる発がん性物質を分解するオキシダーゼが含まれているためがん抑制に効果があります。
まとめ
よく、芝居のへたな役者のことを「だいこん役者」といいますが、これは、大根を食べても決して食あたりしないことに「当たらない役者」をかけたものです。
ジアスターゼ(アミラーゼ)は熱に弱いので、効果を望むなら、大根おろしやサラダなどの生食がお勧めです。
大根の辛み成分のアリル化合物にも、胃液の分泌を高めて消化を促進する働きが認められ、胃にとっては実に心強い見方なのです。生食になる漬物は保存もきくのでお助けの一品になります。