無人島がミュージアムになってる南郷大島全体がアート一色、おすすめスポット3つをご紹介します。

無人島がミュージアムになってる南郷大島全体がアート一色、おすすめスポット3つをご紹介します。

こんにちは、島を訪れるのが好きで軍艦島、仙酔島まで足をのばしたのりぴーです。今回は日南市の離島「大島」で国文際のさきがけプログラム‘’南郷大島ミュージアム‘’が開催されているとのことで、行ってきました。日向灘に浮かぶ無人島「大島」全体を博物館に見立て、芸術家や地元南郷町を中心としたこどもたち、大人たちによる「大島」の魅力を伝えるプロジェクトです。

人、自然、アートの融合の体験ができる大島は大島全体ががおすすめなのですがその中でもおすすめスポット3つをご紹介いたします。

船から始まるミュージアムの旅はおもてなしから体験

旅客船「あけぼの3」が目井津港から出発します。南郷大島ミュージアム期間中10月17日土曜~12月6日(日)まで運賃は無料となっています。定期便は4便、目井津港始発7:30~最終着17:30を利用すれば島を一日遊べます。

島へは大人の遠足と題して友達といってきました。大島内は自動販売機や店舗がないため、飲み物や昼食は持参していったので動きやすい服装とウオーキングシューズ、山登りのような恰好。この日は散策と思われる方と釣り人で大変にぎわっていました。

南郷ミュージアム期間中は運賃が無料ということもあり、定員オーバーで乗船できないケースもあるので早めに行かれて乗船手続きをされてくださいね。

わくわくしながら船内に入ると装飾がされていました。上から下がってたものはなんと!おみくじでした。「カラフル一言みくじ」一人一つ持ち帰ることができます。10色の紙テープとカラフルな市松模様で乗船された方へ「十人十色の繁栄」をイメージして作成されたそうです。

地元南郷町の子供たちや日南市の方々からのおもてなしを感じるアートシップ乗船は約15分くらい船の旅を楽しめます。

大島で行ってほしいおすすめスポット その① アート基地

島の中央に大島アドベンチャーキャビン&コテージがあります。大島の美しい景観にマッチする芸術作品で島内を演出してます。

大島に泊まることもできるんです。ここは以前大島小学校(1980年閉校)があった場所。‘’アート基地‘’には宮崎県出身・在住のアーティストが製作した作品がずらりありました。

建物の中は陶芸や小物などの展示がされており、購入することもできます。

 大島で行ってほしいおすすめスポット その② 秘密基地

秘密基地は5か所作られれいて、それぞれのスポットの魅力を活かした形や素材になっていました。

秘密基地の一つにあこうの木がありました、幹回りが約3m、樹齢は120年くらい。県の指定文化財のもなってます。そんなあこうの木にブランコが下がっていました。乗ってみるとゆられて上を見るたびにそびえたつ木がまじかに見えます。風情ある光景の作品となっていました。

ブランコに乗っている方と釣りで移動する方と気軽に会話していました。そしてその奥には何やら楽しそうな遊具がありました。

ブランコのそばにはあこうの木めがけて移動する遊具がありました。子供や大人もタイヤにのって移動する遊具に喜んでいました。私も乗ってみましたが夢中になっていつの間にか童心にかえって笑みがこぼれていました。

通りがかりの方が島で摂れた台湾バナナを見せてくれました。一個熟れていたら他のもすぐ熟れるので青いうちに収穫するそうです。木についてるバナナを見るなんて島ならではですね。

他の秘密基地も情緒たっぷりでした。

昔の生活ってこんなかんな感じ?火起こしからの生活。

カラフルな色に惹かれて、中に入りたくなります。

中にも降りれる階段もあって、隠れがみたいな秘密基地。

秘密基地への移動の時は季節によって植物に出会えます。

こちらはパノラマ広場、ここは地元の小・中学生の生徒が地域の大人たちの協力のもと製作した‘’飫肥石アート‘’が展示されています。絵、空、海の鮮やかな色が楽しめる場所です。絶景スポットの一つです。

 大島で行ってほしいおすすめスポット その③ 鞍埼灯台

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島の最南端にある鞍埼(くらさき)灯台は明治17年に造られた我が国で49番目の西洋式灯台で、宮崎県内では最も古い灯台です。
日本最古の無筋コンクリート造り灯台として平成20年度に「近代化産業遺産」に指定されました。
塔の高さ:約14m 塔の直径:約5m

地元の方が行ってほしいおすすめスポットとして必ず言われるのが鞍埼灯台です。残念ながら今回は通行止めていけませんでした。

灯台に行けなかったですが、島内をドローンで撮影されてた方水口さんに島の話を伺っていると、鞍埼灯台の模型を縮尺50分の1、レンズの形状や回転周期が実物と同じという精巧なものを製作、寄与された方でした。同市‘’道の駅なんごう‘’に展示されているそうです。「島に興味を持ち、島に渡る人が増えてほしい」と話されていました。

灯台の写真を提供してくださって説明をして下さいました。灯台に行く途中道脇に野生のバナナを見れたりするそうです。

休憩所までは灯台の姿は何も見えないそうです。灯台がぱっと目に入るスポットが休憩所をすぎたらあるのでもう一息と思う場所。

灯台の存在感を感じます。


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日南海岸を海側から見れる場所は大島しかなく、大島の中でも一番きれいに見れるところがこの灯台。

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水口さんは鞍埼灯台の魅力は、‘’行けばわかる”と言われてました。絶壁の上に立っているので、上から下の海を眺められる場所。今回は灯台では行けませんでしたが次は360度見渡せるという光景を見に行きたいです。

まとめ   また行きたくなる場所  

大島は自然あふれる素晴らしい島。しかも今回はこのような地元愛あふれる取り組みで、島そのものがひとつの作品に思えました。

懐かしく感じる里山の自然や人々の暮らした跡をゆったりと見たり、釣り、キャンプなどそれぞれの想いで過ごせる場所です。ちなみに島ではひたすら歩くので動きやすい服装で行かれてくださいね。次回は島での釣り体験をさせたいので子供を連れて行こう!と思いました。