野菜をたっぷり食べても便秘だったのに、十穀米が入った甘酒で便秘が改善された訳

野菜をたっぷり食べても便秘だったのに、十穀米が入った甘酒で便秘が改善された訳

こんにちは、管理栄養士のりっぺです。いきなりですが・・・

便秘って体質だと思ってないですか?

病院栄養士で働いていたころは、3日に1回ぐらいお通じがあればいいほうだったので便秘には慣れこ。便秘は体質だと思ってあきらめてました。一緒に働いてた栄養士の方は一日お通じがないと「お腹が張るー!苦しい!」って言っていたことに??。一日出ないだけでお腹が張ることが不思議。そして朝お通じがあることに?。だって朝出ることがなかったんですもの・・・。

そんな私が、今では一日2回出るときもあるほど快調!

便秘は体質ではなかった・・と知りました。その便秘を改善してくれたのが甘酒でした。

甘酒で便秘解消するなんて、当の本人私もびっくりでした。だって野菜をたっぷり食べても便秘だったのに十穀米が入った甘酒で便秘が改善されたからです。

なんで野菜が入ってない甘酒で改善??

本日は甘酒が便秘によい理由をお伝えします。

甘酒は酒粕甘酒と麹甘酒どちらを選べばいいの?

甘酒には「酒粕」と「米麹」の2種類あります。

原料は酒米に発酵菌を加えてできた「もろみ」と呼ばれるものです。この酒粕に水を加えて溶かし作られるのが酒粕甘酒です。少量ですがアルコールも含まれています。酒粕甘酒は砂糖が加えられていますが芳醇な香りを楽しめます。

味噌や醤油づくりに使われる「米麹」を使って作られる甘酒が米麹甘酒です
米麹甘酒はサラッとしていて飲みやすい物が多く自然な甘さがあります。

妊娠・授乳中の方、お酒に弱い方、子供さんがお酒を買う時は「米麹甘酒」がおすすめです。

麹甘酒が便秘解消によい理由

甘酒は、昔病気にかかった人の回復食や夏バテ予防として使われていたくらい栄養価が高い飲み物です。
甘酒の中にはビタミンB群、食物繊維、必須アミノ酸、オリゴ糖、ブトウ糖が含まれています。

その中でも便秘を助けてくれるのが「オリゴ糖」と「食物繊維」
オリゴ糖などが腸内で善玉菌を活性化して代謝機能を高めます。
食物繊維は腸の中で膨らんで腸を刺激し、便を押し出す助けをしてくれます。

また、麹甘酒に含まれる不溶性食物繊維は大腸で水分を吸って膨らみ有害物質を薄め、ぜんどう運動を促し有害物質を排泄させることで大腸がんのリスクを下げるとも言われています。

病気や不調の多くは何かが滞るところからはじまる

病気や不調の多くは何かが滞るところからはじまりますが、体内でいうと腸の不活性がその引きがねになりやすいと言われています。便秘になると全身の血が汚れるので、様々な疾患の原因となり便秘は単なる不快感だけでなく、時として大腸がんのような大きな病気の原因にもなります。

病気にまではならなくとも、お腹がスッキリしないと、気分もスッキリしません。
何とかして、毎日快便!!になりたいものですね。

まとめ:甘酒で便秘改善されると気分もスッキリ!

麹甘酒で便秘改善を実感したので麹甘酒効果をお伝えしましたがいかがでしたでしょうか。

便秘だと、お腹がもやもや、気分もスッキリしません。
何とかして、毎日快便!!でいたい。それを麹甘酒が解決してくれます。

麹甘酒は、あまくて、飲みやすくて調味料としても使えます。素朴な甘味を楽しみながら健康になれるなんて毎日続けたくなりますよね。

麹甘酒を取り入れて、快便と快調を手に入れてください。一日がもっと楽しくなりますよ。